これは怖いお話でなく愛のあるお話です。
私たちは「常識」という枠組みの中で生きている事が多いですが、イメージ療法やヒプノセラピーでは「常識やぶり」な面が多々みられます。3次元の生活から一気に5次元に行くような。
1つめは別れた人が今でも怖い、何かあったら自分のところへ来るのでは無いかという恐怖がある方のお話です。そこでイメージの中で別れた方を思い浮かべてもらいました。どんな感じですか?と聞くと「(別れた人が)寂しそう」と。じっくり様子を感じ取ってもらい別れた人とイメージの中で対話をしてもらいました。今はどんな感じ?まだ怖さはありますか?とたずねると「もう怖くありません。お互い出会えた事に感謝しました。元気でいて欲しいと思いました。」と答えるその方の表情は柔らかさと落ち着きのある表情に変わっていました。イメージの中でその気持ちをしっかり別れた相手に伝えてもらいました。
表面的でなく、心の奥から感じ取れた時、変化がやって来るように思います。
2つめは亡くなった人との対話です。ヒプノセラピーで、子どもの頃に親を亡くされた方と親が亡くなる瞬間へ戻り、親からメッセージをもらいました。とても愛と思いやりがあるメッセージを受け取られていました。こういった瞬間は証明できないので、本当かどうかより、受けられた方がどう捉えこれからの人生の糧にしていくかが鍵になります。少なくとも今まで想像で親は自分のことをこう思っていただろうという推測(多くはネガティブな内容)から、それよりはるかに暖かいメッセージが来た時は魂同士の対話に思えてなりません。
どちらも心が温かくなる時間がありました。
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